スナップ写真ふたたび
一部の隙もない完璧な写真。
そんなお手本のような写真を、少々つまらないと感じはじめたら。
構図で遊んでみることが、一番の脱出方法かもしれません。
かつて師事した先生は、あえて崩した構図を楽しんでいらっしゃいました。
わたしも年月を経て、構図で遊べる歳になったのでしょうか。
セオリー通りの構図に、少々飽きてきております。
最近は「スナップ写真」の持つ瞬間的な衝動性にも、とても惹かれます。
若いころは今ほど胸に響かなかったのにと、巨匠たちの作品に心打たれるたび、感慨深く思います。
研ぎ澄まされた妙技を
大学の頃は、写真展に行ってはレポートを書く日々でしたが、とても良い経験でした。
ポートレート、ジャーナリズム、スナップ、ファッション、ランドスケープ、、、
好きな写真、苦手な写真、よく分からない写真、、
それぞれのジャンルで、いろんな作品に触れ、考察し、文章にしました。
一辺へ偏りそうになる方向性を、是正する良い経験だったと思います。
図書館へ行き、色んな写真家の作品を手に取ってみるのはいかがでしょうか。
神々の研ぎ澄まされた妙技は、SNSで見ることはできません。
珠玉の作品をたくさん目にすることで、新しい視点が開けるかもしれません。
心うたれ感動する作品に、きっと出逢えると思います。
その人にしかない魅力
自分のオリジナリティはと考えてみると、「対象に寄っていく」特性が一つあります。
料理の写真を専門にしていたころに、先輩に言われ自覚した癖でした。
「もうこれ以上近づけない」ところまで、物理的にも内面的にも寄っていくのは、今も昔も変わらないオリジナリティかもしれません。







